「いんたびゅー」に協力した話
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山中教授のノーベル賞受賞のニュース。喜んだのはもちろん、
難病の患者さん達が研究に協力している姿を見ても胸を熱くし
私も患者としてわずかですが協力したあることを思い出しました。

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乳がんの手術を終わり、検診を受けに行ったら
「患者の一人としてインタビューを受けてもらえないか」
と担当の医師に聞かれた。
なんでも社会学者と人類学者が調査をしているとの事。

私でお役に立てるんでしたら~はいはい。それに、学者と名のつく方と
お会いできる機会なんてそうそうないだろうと思ってOKした。

それから1カ月以上経ち、もう呼ばれないのだろうと思ったころに連絡があり、女性の人類学者様にお会いした。

場所は以前病院だった広い建物の一室。こういう場所を研究者が交代で使っているようだった。

この調査の要点は、「がん専門医にフォローしてもらうのが良いですか?それとも家庭医(ファミリードクター)主導でフォローしてもらう方が良いですか?」などとフィレンツェの乳がん患者に聞きとりをし、それをご近所エミリア・ロマーナ州でのフォローアップの在り方の参考にする、というもの。

私はそもそも家庭医制度のない国から来ているし、家庭医には検査に必要な書類をなかなかもらえなかったりした経験があり、多少不信感を持っていた頃なので
「がん専門医のフォローの方が信頼できます」と答えた。
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ただこの「要点」にたどりつくまでに、「さあ話して」という感じで始まり、とまどいながらも<乳がんの疑いを持ってから検査、手術になったこと>を一通り話した後、ようやく肝心の質問をされた。調査の目的を説明した紙はすべて終わってから手渡された。

なんで先にくれないの?ポイントが分かってれば、この程度の質問、電話とかメールでささっと済みそうなものだし、わざわざバスや車で移動して面接するほどのことかいな?とも思ったけれど、実際に相手の顔を見て話すのが大事なのかもしれない。これが「ふぃーるどわーく」というものなんだろうな?とシロウトの私は考えた。

それよりも思い出されるのは、この時会った女性は40代と思われるいたってフツーの方という印象で、なにしろ口数が少なく、目的地に着くまで私が気をつかって話しかけたほど。

なんとおしゃべり苦手の私よりしゃべらないイタリア人がここにも!
ローマ近郊のご出身で家族と離れて暮らしておられるとのことでした。

それにつけても、いま政府がなにかと教育費、研究費をカットしているご時世なのでコツコツと地味な仕事をしている研究者を切り捨てないでよ~とあらためて願っています。

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Top▲ | by hpopone | 2012-10-10 17:10 | イタリア乳がん体験 | Comments(0)
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